南極の研究施設にStarlinkがインターネットをお届け

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  • author Kevin Hurler - Gizmodo US
  • [原文]
  • 岩田リョウコ
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南極の研究施設にStarlinkがインターネットをお届け
Image: Peter Neff / Twitter

地球上どこでもStarlinkがつながる日も近いかも。

アメリカ国立科学財団によると、去年の9月にSpaceXが開発した衛星インターネットサービスStarlinkが南極でもマクマード基地で導入されましたが、この度範囲をさらに広げたとのこと。現地にいる気候学者のPeter Neffさんが接続テストをしてる様子をツイートしています。

マクマード基地でStarlinkの接続テストをしてみました。Starlinkやその他の高速接続が、どのように私たちのコミュニケーションを進化させるか、そして氷の上での科学をどう変化させるか楽しみです!

地球で最も「人里離れた」場所である南極の、さらに人里離れた地域にもインターネットをお届けしてくれたSpaceX。Starlinkは衛星間で光通信を行なうことで、南極、山間部など地上局を置けないような場所でもネットワーク接続が可能にさせたというわけです。

南極でのインターネット接続の成功はSpaceXにとって大きなマイルストーンですし、この成功がさらなるサービス発展のきっかけになりそうですね。現在、低軌道に3,380基の衛星を飛ばしているStarlink。さらに2万9988基打ち上げる予定だそうです。

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