S23 Ultraの性能はすごいけど、ちょっとやり過ぎかも

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  • author Florence Ion - Gizmodo US
  • [原文]
  • 福田ミホ
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S23 Ultraの性能はすごいけど、ちょっとやり過ぎかも
Image: Florence Ion - Gizmodo US

そろそろカメラも飽和してきたね…と。

Samsungの毎度全部盛りなフラッグシップスマホ、Galaxy S23 Ultra(以下S23 Ultra)が発売されました。米GizmodoのFlorence Ion記者がレビューしています。


私は最近、折りたたみのSamsungスマホを使ってるので、それ以外のSamsung機を見るのがつらくなってます。Galaxy Z Fold 4を手に入れてから、Androidの使い方がかなり変わってしまったんです。私はGoogle Pixel 7も持ってるんですけど、使うのは誰かが電話してきたときくらいです。それ以外のメインで使うのは、もう折りたたみだけ。私の生活の中では、折りたたみの方がずっと使える場面が多いんです。

だからってS23 Ultraの使い心地が悪かったってわけじゃないんですが、レビュー中はGalaxy Z Fold 4が恋しくなりました。もちろんSamsung最強の新フラッグシップスマホには、皆がスマホに求めるものがすべて入ってます。でも「Ultra」という意味でもスタイラス付きという意味でも、2代目になった今はもうやり過ぎじゃないかって感じる部分が多々あります。

実際2日前くらいまで、私はスタイラスを使うのをずっと忘れてました。4眼カメラは自慢にはなりますが、それでできることのやり方がいまだにわからないし、今後もずっとわからないと思います。この、ハイスペックスマホ好きの私でも。

ともあれS23 Ultraにはいろんな要素が満載で、デザインも前世代より良くなりました。カジュアルな使い方だと背面カメラは価格の理由にならないかもしれませんが、画像の後処理アルゴリズムはGoogleのスマホと同等か、ベターな場合もあります。S23 Ultraには現在の折りたたみスマホに欠けてる部分、たとえば収納できるスタイラスといったものもあります。

でもニッチな特殊機能じゃなく、真のイノベーションという意味では、S23 Ultraは競合他社にも、Samsungのほかのスマホにもかなわないような気がしてます。

Samsung Galaxy S23 Ultra

Samsung究極のフラッグシップスマホには、スマホに求められるものすべてが入ってます。でもそれは必ずしも、ぜひ買わなきゃってものでもありません。

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これは何?:Samsungの究極Androidスマホ。

価格:1,200ドル(約16万円)から

好きなところ:スマホとしては最高のディスプレイ、バッテリーライフ長い、どんな場面でも使えるカメラ。

好きじゃないところ:すごく大きい(&折りたためない)、ソフトウェアでできることが多すぎて持て余し気味。


過去最高のUltra

大きなスマホが好きな人なら、S23 Ultraが大好きになるはずです(私はそうじゃないけど)。6.8インチのDynamic AMOLEDディスプレイ搭載、これはリフレッシュレートが変化してバッテリーを節約できます。実際どれくらいの節約になるかはまだわかりませんが、レビューの一環でのバッテリーテスト結果は後ほどお伝えしますね。

ともあれS23 Ultraのディスプレイは、Samsung製TVのミニバージョンをポケットに入れてるような感覚です。

先代と同様、S23 Ultraのディスプレイは解像度1440pでリフレッシュレートは120Hzです。TV視聴はすごく良かったし、『Taxi』や『One Day at a Time』といった720pの古い番組でもきれいです。とくに気に入ったのは、明るさをかなり落とせるので、暗い部屋で寝落ちしながら見られることです。Android 12のExtra Dimモードをオンにしてて、このモードだと350ニト以上にはなりません。標準は430ニトで、直射日光下で明るさ自動調整をオンにすると1,750ニトにまで上がります。

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Image: Florence Ion - Gizmodo US
Sペンを収納できます

S23 Ultraで一番良かったのは、S22 Ultraのデザインの好きじゃなかった部分を修正してくれたことです。とくにエッジを丸くせず角張らせることで、片手で持ちやすくなりました。これなら落とさずに持てると安心できます。丸すぎるエッジは画面の端のほうをタップしづらいので、やめてくれて良かったです。

でも、巨大なことは変わりません。S23 Ultraでのゲームは手が大きい人向きです。私は手が小さいうえに爪が長いので、Xbox Game Passで『Dreamlight Valley』をプレイするときの画面上のコントロールなどが押しにくく、『Riptide GP: Renegade』でも手首が疲れてしまいました。

私はAndroidのゲームでは初代Razer Kishiコントローラーを使うんですが、これもS23 Ultraだと画面の大きさに合わせて引き伸ばされてるような感覚がありました。画面タップが必要なゲームじゃない限り、S23 UltraではBluetoothコントローラーを使いたいです。OnePlus 11も6.7インチディスプレイで同じくらいなんですが、S23 Ultraみたいに角が四角くなくて幅が狭いので、これほど巨大な感じはしませんでした。

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Image: Florence Ion - Gizmodo US
とにかく巨大

S23 Ultraはディスプレイ内指紋センサーと顔認証搭載です。Galaxy Z Fold 4には電源ボタンに指紋センサーがあるんですが、私はしょっちゅうこのボタンをうっかり押してロックアウトしちゃってるので、S23 Ultraに引き継がれてなくてよかったです。指紋や顔のスキャンは、マスクやサングラスをしていない限り素早いです。

デフォルトのストレージ容量は、256GBに格上げされました。最大は1TBですが、その場合420ドル(約5万7000円)追加になります。防水・防塵性能はIP68です。

Samsung風味のSnapdragon

Galaxy S23シリーズの興味深いところは、独自タイプのQualcomm Snapdragon 8 Gen 2プロセッサーを搭載してることです。既製品じゃなくSamsung独自のAI系アルゴリズムを載せることで、カメラ機能や性能向上を図ってます。前からExynosチップでもやってたんですが、今回Snapdragonにもそれを展開して、GoogleのTensorプロセッサーを出し抜こうとしていて、それが功を奏してる部分もあります。

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Image: Florence Ion - Gizmodo US
ゲーム好きもS23 Ultraには納得のはず、でもサイズが大きすぎて持ちにくい人もいるかも

RAMは8GBか12GBで選べるんですけど、Samsungのフラッグシップなんだから、本来なら12GB一択でよかったんじゃないかなと。12GBでも、S23 Ultraのハードウェアが似たようなスペックのOnePlus 11より強力かどうか違いがわかりません。

データ的には、S23 UltraのGeekbench 5のスコアはOnePlus 11よりシングルコアで300ポイントほど、マルチコアで400ポイントほど高いだけです。でもそれは、SamsungのチップがOnePlusのプレーンなものより速いのか、有能なのかは証明できません。Google Pixel 7 Proはベンチマークでは全然(S23 Ultraより400ポイント低い)なのに、実際使うとそんなに差を感じないので、ベンチマークだけでプロセッサーの性能を判断するのは難しいです。ともあれ、これらAndroidデバイスはどれも、AppleのA16 Bionicのスコアには全然及びません。

パワフルなスマホを持ってるメリットは、何でもできるってことです。ゲームはローカルでもクラウドでもできるし、文書作成、動画編集にエクスポート、RAW形式の写真の処理、動画チャットなどなど、S23 Ultraは軽々とこなしますが、それはフラッグシップ機としては想定内です。真価が問われるのは、1年後に実際どうかってことです。

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Image: Florence Ion - Gizmodo US
『Riptide GP: Renegade』は滑らかに動きますが、サイズが大きすぎて持ちにくいです

他メディアでもいくつか書かれていますが、S23 Ultraは先代やほかのAndroidスマホほどは熱くなりません。何回か充電しながらPluto TVを見た状態で寝落ちしたんですが、そんなときにありがちな発熱感は感じませんでした。ただ1回、TikTokをぼーっとスクロールしてるときは熱くなったので、「これはレビューに書かないと」ってつぶやいたのを覚えてます。

バッテリーはiPhone 14 Pro Maxの勝ち

Samsungの記事でiPhoneを見出しに使っちゃって申し訳ないんですが、やっぱりiPhone 14 Pro Maxのバッテリー持ちは素晴らしいです。今や他のフラッグシップスマホが超えられるかどうかのベンチマークになってます。

S23 Ultraのバッテリー容量は先代と同じ5,000mAhなんですが、Samsungが施したであろう何らかの策が効いて、テストではS22 Ultraより約2時間長い18時間33分を記録してます。が、残念ながらiPhone 14 Pro Maxの24時間近い記録にはまったく及びません。Appleのソフトウェアの魔法が何だかわかりませんが、それがAndroidにもやってくることを期待するばかりです。

バッテリー持ちの長さは、日々の使い心地に直結してきます。私はTikTokフリークなんですが、S23 UltraはDisneyのストリーミングを含めて5時間いろいろと使い続けても、23%しか減ってませんでした

Pixelに負けないカメラ

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Image: Florence Ion - Gizmodo US
S23 Ultraは4眼カメラ搭載

S23 Ultraは「究極のスマホ」の名にふさわしく、カメラも十分エクストリームです。今回のアップグレードの目玉のひとつでもあり、発表イベントでも大きく扱われてました。メインカメラは標準の広角レンズで2億画素、光学手ブレ補正搭載でF値1.7です。超広角カメラは1200万画素でF値は2.2、望遠レンズはふたつあって、どちらも光学手ブレ補正あり、ひとつはF値2.4で光学3倍ズーム、もうひとつはF値4.9で光学10倍ズームです。デジタルズームは最大で100倍、これはS22 Ultraと同じです。

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Image: Florence Ion - Gizmodo US
S23 Ultraで夕方に撮ったもの、編集なし

Android以外を使ってる人が4眼カメラに気づくと、「なんで?」と聞いてくることがよくあります。その答えは、「どんな場面にでも対応できるレンズを用意しておくため」です。

たとえば公園で子供を追いかけてるときは、3倍光学ズームで子供をフレームに捉えたくなります。するとポートレートモードじゃなくても背景がうまくボケて、そのままInstagramとかでシェアできます。公園で寝転んでるときに飛行機の音が聞こえてきたら、10倍光学ズームで拡大して、それをTikTokに載せられるかもしれません。

美しい夕空に綿あめみたいな雲が浮かんでたら、超広角カメラで撮ればもっとドラマチックになって、夕焼けフェチの友だちがいる秘密のSlackチャンネルにシェアできるかもしれません。

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Image: Florence Ion - Gizmodo US
望遠カメラがふたつあっても、遠くのもの何でもクリアに見えるわけじゃないです

って、今書いたことは最近のほとんどのスマホで可能ですが、Samsungはより高解像度で、より精細な色、遠くのディテールが撮れると自称してます。スマホは毎日持ち歩くものなので、Samsungいわく、スマホ写真は人生を振り返るためのデジタルなメモリなんです。

とはいえ、S23 Ultraで撮る写真すべてが完ぺきとはいきません。光学10倍以上のズームになると、ガタガタになったりシャープになりすぎたりしないように祈るしかありません。娘の3歳の誕生日の夜、風船をパンチして回る娘を撮ったんですが、ぼやけた写真がたくさんできてしまいました。

かわいい写真をグループチャットでシェアしたかったのにガッカリです。あとはある夜に空軍が飛ばしてる飛行機を撮ろうとしたんですが、シェアできるようなものが撮れませんでした。

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Image: Florence Ion - Gizmodo US
こちらもS23 Ultraで撮ったもの、編集なし

S23 Ultraの2億画素センサーは、つねにフル解像度で撮ってるわけじゃありません。iPhone 14 ProやGoogle Pixel 7といった多くのフラッグシップスマホと同じく、S23 Ultraはピクセル・ビニングを使ってます。つまり16画素を1画素にまとめて、1200万画素の写真を作ってるんです。個人的には、アルゴリズムで処理した1200万画素写真のほうが、何もしてない2億万画素の写真より良いと思いました。2億万画素のほうは、結局何かしらの後処理をしたくなります。ソーシャルメディアでシェアするだけなら、いちいち後で編集するのは避けたいです。

S23 UltraとiPhone 14 Pro Max、Pixel 7 Proの撮り比べはこちらで見られます。だいたいの場合、Samsungのアルゴリズムは彩度高めになる傾向ですが、ディテールはちゃんと残してました。上の記事で一番わかりやすかった例はサンタバーバラの山を撮ったもので、S23 Ultraは夕焼けの微妙なディテールをよく捉えて、山のコントラストは強調しすぎてませんでした。

あとはExpertRAWアプリと天体写真モードのことも、上の撮り比べ記事でもちょっと書いたんですが、天体写真モードは単体で切り出してくれたほうがよかった気がします。現状だとExpertRAWアプリはわざわざダウンロードしなきゃいけなくて、その中に天体写真モードがあるんですが、それだとアプリを開くまでモードの存在自体わかりません。

しかもこういう独自のカメラ機能に関して何も説明がなくて、ユーザーが最初からわかってて当然みたいな感じで入ってます。S23 Ultraの発表イベントでチラ見せされた夜間動画撮影機能もそんな感じで、どこからどう手をつければいいかわかりませんでした。スマホでいろんなことができるのは素晴らしいんだけど、誰もがそれを頑張ってでもやりたいかっていうと、そうじゃありません。スマホを10年レビューしてる私ですら、あきらめそうな勢いです。

カメラが売りで、それが高価格の理由でもあるS23 Ultraとしては、このわかりにくさは大問題です。それに対しiPhoneとiOSを作ってるAppleは、ちゃんと使える便利な機能をたくさん載せてます。

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カメラモード多すぎ問題

ただ、S23 Ultraでの動画撮影は、三脚なしでも素晴らしいです。でもやっぱり安定させるために、私は手持ち三脚にS23 Ultraを載せて、子供を60FPSで撮ってました。すごく滑らかに撮れてます! S23 Ultraは8Kで撮ると最大30FPSになり、カメラ設定をいじるのもいとわないって人にはPro Videoモードがあります。あとは前面カメラは1200万画素でF値2.2ですが、ズームイン・ズームアウトはできません。

スマホにスタイラスは必要か

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Sペンはナイスですが、タブレットのほうが合ってる感じ

SamsungのSペンはずいぶん長く使われていて、アイコニックな存在です。先代S22 Ultraは、Galaxy Noteシリーズがフェードアウトした後、通常のGalaxyシリーズにSペンが使われた最初のモデルでした。でも機能的には、それ以前のSペンと同じような感じです。必要なときにポンと取り出して線を描いたり切り取ったりに使えて、ビジネスで細かい文書操作が必要な人には便利なんでしょうね。

でもアート系の用途では、この画面では制約がありすぎる気がしてます。私自身はアーティストじゃないんですけど、たとえば学生だったとしたら、SペンはやっぱりGalaxy Z Fold 4みたいに、開いて大画面になるガジェットに付いてたほうが、書類のハイライトとかメモ作成とかに使えて便利な気がします。つまり、S23 Ultraみたいな(タブレットと比べたら)小さな画面より、ある程度大きな画面のほうがスタイラス向きなんです。

Sペンのもうひとつの問題は、それを収納する分だけ本体が大きくなることです。なのでまとめると、Sペンはアイコニックなんだけど、スマホ向きなのかな…とまあまあ疑問です。

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Image: Florence Ion - Gizmodo US
Samsungのソフトウェアも問題ないんですが、Googleのものとかぶることがあります

S23 Ultraは、最新のAndroid 13をベースとしたOne UI 5搭載です。今みんなが待ってるのはOne UI 5.1のアップデートで、こちらにはPixelのScreen CallingみたいなBixby Text Callingなどの機能が入ってます。この機能は今英語でも使えるようになったんですが、レビュー期間中には使えなかったので、後で改めて試せればと思ってます。

SamsungバージョンのAndroidは、とくに折りたたみに対応してからは別に悪くないと思います。純正AndroidのMaterial Youじゃなくなってしまうけど、その分メリットもあることに気づいたんです。たとえばMicrosoftのYour Phoneアプリとうまく連携させて、パソコンからリモートでスマホを操作できたりします。あとはExpertRAWで撮影して、そのままAdobe Lightroomで編集できたりもします。ただ、こういう機能はナイスですが、去年のS22 Ultraでもそうだったように、レビューが終わってから使おうと思うことはほとんどありません。このためにスマホを買おうっていう機能じゃないんですよね。

結局やっぱりToo much

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Image: Florence Ion - Gizmodo US
ここまで読んでいただいて、結局折りたたみのほうがいいって結論でもいいでしょうか

S23 Ultraに垂涎って人もいるのはわかってます。単に自慢できるからとか、レンズが魅力とか、カメラはこれしか持ってないからとかいろんな理由で、Samsungにできるベストなものを求めてるんですよね。それはわかるんですが、やっぱりS23 Ultraは今、お買い得を求める市場の中では、ちょっとやりすぎだと思います。

Galaxy S23シリーズではまだあと2モデルレビューしようと思ってて、それはS23 Ultraよりもちょっと小さくてシャーシもちょっと違うんですが、どっちもだいたい同じSamsungが体験できて、もっとお手頃です。Pixel 7よりは少し高いですが、Galaxy S23は800ドル(約10万8000円)から、Galaxy S23+は1,000ドル(約13万5000円)からとなってます。

Androidに1,200ドル以上かけるなら、私としては絶対折りたたみにしてほしいんです。たしかに折りたたみって目新しい形態で、いつまで持つかわかりませんが、すぐに消えるってこともなさそうです。どんなに最高を求めても、カメラの精度はあるところで頭打ちになります。でも折りたたみにすると、誰でも全然違う使い心地を体験できます。OnePlusからも折りたたみがくるし、ほかにもいろんなメーカーが採用するって噂もあります。少なくともスマホに大金をつぎ込むなら、ちゃんとしたスマホであり、タブレットでもあるほうがいいんじゃないでしょうか。

スマホで次々とカメラ性能ばかり競うのは、もう違うんじゃないかなって気がします。

Galaxy S23 UltraのカメラをiPhone、Pixelと撮り比べてみた

2億画素のハイスペックなカメラを搭載したGalaxy S23 UltraのカメラをiPhone、Pixelと比較してみた。

https://www.gizmodo.jp/2023/02/galaxy-s23-ultra-camera-performance.html

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