みんな、LinkedIn使おうよ!
放置しがちなLinkedInのアカウント。海外を視野に入れて働くなら作っておくべし、と言われて作りまいしたが、ほとんどアップデートしていませんでした。
でも、これからはLinkedInをもっと簡単に効率よく使えるようになるっぽいです。
というのも、LinkedInがChatGPTに似た生成AIを搭載。プロフィールの更新プロセスを簡素化できるようになりました。
AIが業績を書いてくれる
AIオプションは、「About」セクションと「Headline」セクションのプロフィールを提案し、効率的にユーザーの業績を説明してくれます。
とはいえ、AIはライティングプロセスを助けてくれるだけなので、任せっぱなしにするのではなく、テーマやスタイルにふさわしいかどうかといったファクトチェックは怠らないほうがいいみたい。
使えるのは一部のユーザーだけ
LinkedInが米Gizmodoに宛てたメールによると、このAIツールを試せるのは、プレミアム会員の中でも一際アクティブに使っているユーザーだけ(どうりで私は使えなかったわけだ)。
対象者は「ツールの機能向上のためにフィードバック」しているらしく、本格的なロールアウトは、数ヶ月の間に行われるようですよ。あ、あくまでプレミアム会員ベースで。
「About」と「Headline」だけでなく、LinkedInで求人している人は、求人案内を書くのも簡単になります。
役職に関する基本的な情報を入力すると、AIが仕事の詳細や会社の名前などを生成。アップロードする前にユーザーは確認と編集ができるので、間違った求人を出す心配はありません。
LinkedInのチーフ・プロダクト・オフィサーであるTomer Cohen氏はリリースで以下のように話しています。
メンバーと顧客に対してさらなる価値を模索していたなかで、最先端のOpenAI GPTモデルを搭載したAIによる経験をメンバーの皆さんに提供できることを喜ばしく思っています。
AIクラスの提供も
Cohen氏によると、同社は100ものAIクラス(AIを勉強するプログラム)を提供することも発表。
クラスは、LinkedInのユーザー向けで2023年6月15日まで無料で行なわれ、「Generative AIとは何か」「Generative AIのためのプロンプトエンジニアリング入門」「会話型AI入門」といった内容や、Cohen氏のコースで「ビジネスリーダーに向けたGenerative AI」が用意されています。
このサービスは結構太っ腹で、LinkedInのスポークスパーソン曰く、クラスは誰にでもオープンで「LinkedIn Learningの登録をしていなくても、LinkedInのプロフィールをもっていなかったとしても受講可能」とのこと。
ただし、期間が過ぎればLinkedIn Learningの登録者とプレミアム会員のみが利用できるようになるそうです。
リリースによると、さらに20のGenerative AIのコースのクラスが追加予定。
ユーザーが時代の先端を走り、今の雇用市場で生き残るために必要なスキルを身につけるため、なのだとか。
それだけでなく、LinkedInは、ユーザーのニーズに基づいて、AIやそのほかのテクノロジーを学習し、成長し、活用し続けるみたい。LinkedIn、すごいなぁ。
お仕事SNSと言われるLinkedInらしく、ユーザーが引き続きキャリアをアップさせていくためのサポートを用意しているんですね。
今までアカウントを放置していたけれど、これからはガッツリ使っていくことも考えようっと。
とりあえず、私はプロフィールをアップデートしておきました。