スマホで簡単操作。最新版テプラはコスパも良いんです

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スマホで簡単操作。最新版テプラはコスパも良いんです
Photo: きだてたく

ライフハッカー・ジャパン 2023年2月23日掲載の記事より再編集して転載
連載【今日のライフハックツール

コロナ以降、未だに自宅内で過ごす機会は多いと思います。

在宅ワークをすれば仕事道具や書類が積み重なり、屋内で遊べるグッズを買うと収納スペースが圧迫される…。その積み重ねで、いま家の中が相当にゴチャゴチャしているというケースは増えているようです

つまり自宅内を片付ける必要性が高まっているんですが、とはいえ収納スペースは従来から変わっていないわけで。

そうなると、やはり求められているのは、整理整頓の効率化でしょう。

その手のノウハウはウェブを検索するだけでもいっぱい出てくるんですが、個人的にオススメなのが、ラベリングによる整頓法です。

高コスパなスマホ専用テプラで解決です

たとえばカラーボックスに衣類を分類収納するにしても、そこに何が入ってるのかわからないと、取り出すのにひと苦労。さらには、それをまた片付けるのか…と思うと気が滅入ります。

対して「冬服・冬靴下/タイツ」などラベルが貼ってあれば、目的へのアクセスは一発。これから衣替えのシーズンも来ますが、その際の収納もスムーズ。

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Image: KING JIM

そういったラベルを簡単につくれて、しかもプリンター本体も高コスパ! というのが、キングジムから発売されたばかりの「テプラ PRO SR-R2500P」です。

もともとオフィスツールとして展開していただけに、数万円以上と高価だったラベルプリンターですが、「テプラ PRO SR-R2500P」はなんと定価で8000円(税別)とコスパが高いんです。

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Photo: きだてたく

特にうれしいポイントは、キーボードレスの「スマホ専用機」であるということ。

従来のように本体付属のキーボードから文字を打ち込むのではなく、スマホからBluetooth経由で専用アプリと連携し、入力やサイズ設定などを行ないます。

本体のコストが下げられるだけでなく、大きなスマホ画面で見たまんまのラベルを出力できるため、仕上がりイメージが掴みやすいのも便利なところ。

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Photo: きだてたく

専用アプリは、おしゃれなテンプレートを見ながらラベルを選べる「Hello」と、シンプルなUIで直感的な操作が可能な「TEPRA LINK 2」に両対応。

どちらも慣れればすぐに思い通りのラベルがつくれますが、初心者に比較的使いやすいのは、画像から使用イメージを思い描きやすい「Hello」でしょう。

キッチンやキッズなどのジャンル別に集められたテンプレートを眺めているだけでも、「こんなオシャレラベルつくってみたいな」とワクワクしてくること間違いなしです。

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Photo: きだてたく

「Hello」には、時間とラベルをヒモづける「タイムラベル」という機能があり、これも整理整頓に役立ってくれます。

たとえばペットフードの収納場所にラベルを貼って、ストックがなくなりそうなタイミングでスマホに通知が来るように設定しておけば、うっかり買い忘れが防げるという仕組み。

ついでに、ラベルにいつものネットショップへ飛べるQRコードをプリントしておけば、購入するところまでスムーズです。

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Photo: きだてたく

また、お子さんのいるご家庭であれば、新入園・新入学のタイミングでもテプラは大活躍。

名前付け(持ち物すべてに名前を記入する)作業は時間と手間がかかって大変ですが、名前ラベルを作成してダーッと大量出力すれば、あとはただ貼っていくだけ。

高コスパな「テプラ PRO SR-R2500P」ですから、めんどうな手作業に費やす時間コストと比較しても充分に割に合うんじゃないでしょうか。

ハイスペックモデルとの差は? チェックしておきたいポイント

テプラ PROシリーズのスマホ専用機にはもう1つ、2020年に発売された「SR-MK1」(通称:MARK)があります。

こちらは定価で1万7000円(税別)ですが、その分、「テプラ PRO SR-R2500P」よりもハイスペックとなっています。

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Image: KING JIM

まず性能的にわかりやすいのが、使用できるテープカートリッジのラインアップの差でしょう。

「MARK」が4mm~24mm幅までのテープが使えるのに対し、「テプラ PRO SR-R2500P」は4mm~18mm幅までとなっています。

ただあくまでも個人的な印象ですが、ご家庭でラベリングする場合、18mm幅まであればだいたい事足りるのではないかと思います。

もう1つが、出力用のサーマルヘッドの性能です。

「MARK」は高精細な360dpi/256dotのヘッドを搭載していますが、「テプラ PRO SR-R2500P」のヘッドは180dpi/96dotという普及機レベルのもの。

スマホで撮影した写真をラベルプリントするなどの場合には、やはりどうしても精度の差として出てしまうでしょう。

なので、そこはある程度の割り切りが必要かもしれません。

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image: きだてたく

自宅内のごちゃつきを解消して、整理整頓しやすい環境を整えるためにも、テプラの導入はマストと言っても過言ではありません。

それが1万円を切った価格で便利に使えるというのは、すでに「めちゃくちゃコスパが高い!」ということで間違いありません。

春先はラベルライターがよく売れるシーズンとのことで、注目間違いなしの本機は、品切れ前にチェックしておくのが正解だと思います。

※価格など表示内容は執筆時点のものです。変更の可能性もありますので、販売ページをご確認ください。

Text: きだてたく(文房具ライター)

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