公式アプリの登場でスマホでも使いやすくなったChatGPTですが、毎月20ドル(約2,800円)も払っている課金ユーザーとしてはちょっと不満なことがありました。それは課金用ながら便利なプラグイン機能が使えないこと。
ところが触っているうちに「あ、使えるじゃん」と。ブラウザでプラグインをオンにして立てた会話をアプリで開けば、普通にプラグインが使えます。裏技っぽい方法ですが…。
以下、やり方を紹介します。
ちなみに、ネット検索機能もこの手順でアプリから利用できます(GPT-4→Browsing with Bingと選択)。
1. ブラウザでプラグインを有効にした会話を立てる
ブラウザでChatGPTにアクセス、有料プラン「ChatGPT Plus」に加入しているアカウントでChatGPTにログインします。
ChatGPTのトップページで以下を行ないます。
① 言語モデルは「GPT-4」を選択。
② 「No plugins enabled」を押し、使いたいプラグインを選択します。
③ 適当に会話を始めます。
① プラグインが有効になっているかを確認します。
② 必須ではありませんが、会話に名前を設定しておくと、次のステップで見つけやすいです(えんぴつアイコンを押すと変更できます)。
ここまで済ませたら、ChatGPTアプリに移動します。
2. アプリでプラグインが有効になっている会話を開く
アプリ内で先ほどプラグインを有効にして立てた会話に移動します。
① 画面右上にある「…」ボタンをタップ。
② 「History」をタップ。
③ 表示された会話履歴から先ほど作成した会話を選択します。
3. あとは質問するだけ
① 先ほど作成した会話が開きます。ここでプラグインを使ってしたい質問を投げかけます。
② ChatGPTアプリがプラグインを使って調査をスタート。
③ 回答を作成されます(ChatGPTのアイコンがプラグインのものに変わっています)。
今回は食べログのプラグインを例に紹介していますが、ほかのプラグインも動作します(100個以上あるので、すべてこれで動作するかは確認できていません。この点はご了承ください)。
普通には使えないようになっているので、利用は自己責任でお願いいたします。また、すぐに修正されて使えなくなってしまうかもしれませんが、あしからず。
まぁ、さっさと普通に使えるようにして欲しいところです。ChatGPT Plus、良いお値段ですから。