1兆ドルの壁突破!
Nvidiaが株式時価総額1兆ドル(約140兆円)を突破しました。
現在、時価総額1兆ドルを超えている企業は、Apple(アップル)、サウジアラムコ、Microsoft(マイクロソフト)、Alphabet(アルファベット)、Amazon(アマゾン)がありますが、そこにNvidiaが加わり全6社となりました。
今後のさらなる成長も期待できる
ちなみにNvidiaの1兆ドル突破は史上9番目、チップメーカーでは初。現在は1兆ドル割れしていますが、過去にTesla(テスラ)、Meta(メタ)、中国石油天然気が1兆ドル突破を記録しています。
火曜日の米株式市場でNvidiaの株価は最高値を更新。一時418ドルを記録しました。Nvidia株は、先週の決算報告が好調だったことで今年初めから165%上昇。
AI革命を担う中心企業であることも市場の期待の一因となり、株価上昇を後押ししています(※その後の終値は401.11ドルで、時価総額9920億ドルと1兆ドルを割っています)。
Nvidiaと聞くと、チップとソフトが浮かびます。多様なGPUやAPIを世界中のさまざまな端末に供給しています。ゲームのイメージを持っている人も少なくないかと思います。
しかし、チップといえば、今何よりアツいのはAI業界です。
ChatGPTのように膨大なデータを扱うには計算力を増強する必要があり、そのためにはNvidiaの力は必要不可欠。Nvidiaも「World Leader in Artificial Intelligence Computing(人工知能コンピューティングのワールドリーダー)」と自身を位置付けています。
また、人工知能向け(大規模言語モデル開発向け)のAIスーパーコンピューター「DGX GH200」も発表し、今まで以上にNvidia=AIのイメージが強まってきています。