宇宙飛行士だから宇宙に行かないとね!
1978年にお目見えして以来、今でもクラシックな姿で世界から愛されている宇宙飛行士のミニフィグ。子供の頃に、遊んだ人もおられるのではないでしょうか?
3つの宇宙船での分乗旅
去る5月20日のこと、白い宇宙飛行士1,000体が、成層圏へ飛び立ち地上に戻るイベントが行なわれました。
到達したのは地上34kmという遥か遠い場所。3D印刷された飛行船に乗り込み、およそ330体ずつが3つの気球で宇宙空間に旅立ちました。
時速300kmの落下でも脱落者ナシ!
発着所はスロヴァキアの野原で、330体を乗せた各宇宙船の総重量は2.7kgとのこと。
企画はレゴのキャンペーンで行なわれましたが、作ったのはスロヴァキアとチェコ共和国から集められた、宇宙建築家と宇宙開発技師たちです。彼らはカーボンファイバーで最も軽くて強い宇宙船を設計し、気球の破裂後に高速で落下してもミニフィグが外れないよう、試行錯誤したのだそうです。
1,000人にプレゼント
無事に帰還したミニフィグは、スロバキアとチェコ共和国で新しいキットを買った人にプレゼントされるそうです。
幸運な1,000人は、「脱落しない」宇宙飛行士を受験のお守りなどにするかもしれませんね。
Source: YouTube, SPACE.COM via The Awesomer
Reference: LEGO