今宵の月はきれいかな?
世界中どこへ行っても正確な時刻を刻む電波時計は、海外出張が多いビジネスパーソンなどの強い味方です。その電波時計分野で先駆けている時計ブランドといえば、やはりシチズンの名が挙がります。
シチズンが1993年に世界初の多局受信型電波時計を発売してから、今年は節目の30周年になります。その間にアンテナの小型化や、光発電と組み合わせたエコ・ドライブの開発など、新たなテクノロジーに積極的に取り組んできました。
シチズンは電波時計30周年を記念して、アナログ式で世界初となる月齢自動計算機能「ルナプログラム」搭載のムーヴメントを開発しました。
この新ムーヴメント搭載モデル「シチズン アテッサ/エコ・ドライブ電波時計 ダイレクトフライト」が発売されます。
南半球の月齢表示にも切り替え可能
この新機能は、電波受信した日付情報からムーヴメント内部で独自の計算式を用いて、月齢を計算してムーンフェイズ表示するというもの。時刻だけでなく月齢にも正確さを取り入れたわけです。
さらに北半球だけでなく、南半球の月形状も表示可能な「NSシフト」機能も搭載。機械式時計でもムーンフェイズ時計は多々ありますが、この高性能はエコ・ドライブならではでしょう。
外装はシチズンが推しているスーパーチタニウムにデュラレクトコーティングを施したもので、耐傷性に優れています。第1種耐磁時計で10気圧防水とタフさもハイレベル。
モデルバリエーションは、金属ブレスのシルバー(デュラテクトチタンカーバイト)とブラック(デュラテクトDLC)、カーフレザーベルトのゴールドベゼルモデル(デュラテクトチタンカーバイト ピンク)の計3種類が用意されています。
価格はシルバー(BY1001-66E)が13万7500円、ブラック(BY1006-62E)が17万500円、カーフレザーベルトが12万6500円で、発売日はいずれも7月20日です。
ルナプログラムのムーヴメントは、ダイバーズウォッチなどに搭載すると実用性高そうなので、そっちも期待したいですね。
Source: CITIZEN