足元や洋服もそうですが、雨の日に気になるのがバッグの濡れ。
せっかくのお気に入りがポツポツと染みに…なんて経験、誰しもあるのではないでしょうか。かくいう私もそのひとりでした。
廃棄されたビニール傘がバッグに
ということで今年、梅雨対策にとゲットしたのがPLASTICITYの「トートバッグ」。この素材、なにか見覚えがないでしょうか?
実は廃棄されたビニール傘を再生して作られたアイテムなんです。
ビニール傘を何層にも重ねプレスしており、水はもちろん汚れにも強いのだとか。雨の雫が窓をつたうような独特の風合いで、ひとつひとつ表情が異なるのも愛おしい…。
ものによってはビニール傘特有の茶色い錆が残っていたりして、それもまたヴィンテージ感があって魅力的ですよね。
クリアバッグでありながらカジュアルすぎない、スタイリッシュさと品のよさを兼ね備えた不思議なプロダクトです。
夏の必需品を持ち歩けるサイズ感
いくつかモデルがある中で、今回選んだのはトートバッグのラージサイズ。価格は1万4300円(税込)です。長めのハンドルで、肩掛けしやすいのが気に入っています。
財布・スマホ・小さめのポーチ・巾着といった普段持ち歩くものから、タオル・500mlのボトル・日傘など夏のお出かけの必需品までしっかり入るサイズ感。13インチのノートPCやA3サイズのノートは縦に入れるとちょっぴりはみ出てしまいますが、許容範囲です。
半透明でうっすら模様が入っていることもあり、一般的なクリアバッグほど中身が見えないのもグッド。
真ん中で仕切られるような形になっており、内側にポケットのないとことんシンプルなつくり。
カバンの口にも留め具はありませんが、肩に掛けると自然と口が閉じるので、雨の侵入にはそこまで神経質にならずに済みました(PCや防水仕様じゃないイヤホン・スマホをしまうのは気をつけて)。
ただし床や机に置いたときはどうしても開いてしまうので、大きめのクリップなどで留めるのもおすすめです。
これなら濡れても大丈夫
もちろん水をかけても平気なので、汚れたらザッと洗えちゃいます。お手入れしやすいので長く使い続けられそうなのが嬉しいところ。
タオルで拭けばあっという間に乾くし、これなら雨に濡れてもへっちゃら。雨の日の外出の安心感が格段にアップしました。
ちなみに真ん中のボタンを外すと、さらに大きなサイズで使うことも可能です。買い物帰りなど荷物が増えたときもまるっと任せられちゃいますよ。長ネギだってお任せあれ。
大きめなのに約220gと軽量で荷物をたくさん入れても重さを感じにくいので、もはや雨なんて関係なく最近使うのはこのバッグばかり。形違いでもうひとつ買ってしまおうかと、早くも検討中なのでした。
Photo: 小池田, Source: PLASTICITY