どんどん黒くなっていく...。
イーロン・マスクがリブランディングでTwitterを「X」に変えちゃいました。そしてまだまだ変革は続きます。プラットフォームの表示をダークモード一択にすると言い出しました。
でもユーザーからかなりのリクエストがあり、すぐに妥協。ダークモードがデフォルトで、ライトモードの選択もできるようにするとのこと。残念ですが、ライトモードは廃止されるそうです。
ダークモード一択からライトモードもありに
最初、イーロンは「ダークモードはすべての点でよい」とダークモードだけにするつもりだったようですが、すぐに
たくさんのユーザーからのリクエストがあったため、ライトモードのオプションを削除するのをやめました。Xはみなさんのための、みなさんによる開けた場所ですから。
というデザイナーの投稿をリポストしています。
イーロンがTwitterの主導権を握ってから、いろんな変革をしてユーザーからたくさんの不満が出てきている印象ですよね。
公式認証バッジをお金を払えば誰でももらえるようにしたり、ヘイトスピーチに関するルールを変えたり、ユーザーのトップフィードに何が表示されるか決められるアルゴリズムにしたり。
イーロンの直感変革
元Twitterの従業員のEsther Crawford氏は、イーロンが今まで変えたことの中でいくつかは「賢い」変化だったけれど、その他は馬鹿げていると話します。
Xでの変革の裏で働いている従業員たち、自分のプロダクトを売るために安定したプラットフォームがほしい広告主、そしてクレイジーなアップデートを経験しているユーザーたち、それぞれに同情の気持ちでいっぱいです。これってむちゃくちゃです。
と嘆きの投稿をしています。
また
Twitterはものすごい速さで動き、官僚主義に苦しんでいましたが、今のXは変幻自在なリーダーによって運営されています。彼はTwitter上で最も大きな声を挙げられる人だったので、その経験と自身の直感で動いているような感じですね。
とイーロンについて語っています。
イーロンは、さまざまな変革で収益の増加を目指していたわけですが、悲しいことに結局逆効果となりそうです。
アナリストやブランドエージェンシーによる分析では、TwitterのリブランドによってTwitter(X)の価値が40億ドル〜200億ドル減少するといわれています。
ブランドエージェンシーのSteve Susi氏は
これだけの価値を世界中で築くのに15年以上かかったわけですから、Twitterというブランド名を失うことは重大な経済的打撃です。
とBloombergの取材にコメントしています。
またマーケティングコンサル会社Metaforceの創始者Allen Adamson氏は、イーロンの決断は
エゴの塊で、急激に落ちていったビジネス・ブランドとして歴史に名を刻むことになると思います。
と辛辣なコメントをしています。