1万円でイケてるスマートウォッチ、Nothingのサブブランドが発表

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  • author そうこ
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1万円でイケてるスマートウォッチ、Nothingのサブブランドが発表

背面のイルミネーションが特徴的なスマートフォンを手がけるNothing。7月に第2世代となるNothing Phone (2)が発表されましたが、8月にはサブブランドとなる「CMF by Nothing」も誕生。CMFはNothingの安価ラインという位置付け。

以前からされていたCMF初プロダクト、ついに正式発表されました!

イヤフォン、スマートウォッチ、充電アダプターの3製品です。必要最低限の機能とスペックを搭載した上で低価格に抑えたのがウリです。まさに、これで十分!を叶える端末になっています。

CMF初のスマートウォッチ「Watch Pro」

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Image: CMF

CMFの初スマートウォッチWatch Pro。まずはざっくりスペックから。

ディスプレイは1.96インチのAMOLED(410 x 502)。端末フレームはアルミニウムで、取り外し可能なバンドはシリコン。防水仕様はIP68。バッテリーもちは13日。GPS内蔵、Bluetooth接続で通話ができます。フレームのカラバリは、メタリックグレーとダークグレーの2つ。

気になる価格は69英ポンド、日本円で約1万2,000円ほどです。

約1万円でここまでできる!

スマートウォッチ導入を考える人の多くが欲しがるフィットネス&ヘルス機能も十分。110のスポーツモードでフィットネスを記録。万歩計機能、睡眠トラッキング、心拍&血中酸素と基本のヘルス機能もついています。もちろん、Android/iOSともに専用アプリ「CMF Watch」もあります。

正直、1万円前後でここまでやってくれたら十分なのではないでしょうか。

例えば、iPhoneユーザーがスマウォをなるべく価格を抑えて始めたいと思えば、最初に目が行くのはApple Watch SE。しかし、最安値のモデルでも3万円を超えてきます。フィットネスに特化するなら、5000円強のXiaomiのMiスマートバンドという手もあり。ただ、これはあくまでもフィットネスバンドでスマートウォッチとは異なります。

CMF Watch Proは「これでいい」から「ちょうどいい」、初スマウォの敷居を下げる端末になりそうです。

1万円ちょいなのに、画面サイズが1.96インチと大きいのもいいですね。単純に見やすいし操作もしやすい。

イヤフォン「Buds Pro」・充電アダプタ「Power 65W GaN」

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Image: CMF

イヤフォンもスマウォと同じ路線で、必要最低限で低価格に抑えつつ、デザインはモダン。貝殻を開いたようなケースデザインが特徴です。

アクティブノイズキャンセリング(ANC)搭載な上で、周辺音を取りこみモードもあり。バッテリーもちはイヤフォン単体11時間に加え、ケースが39時間(どちらもANCオフ)。音質はとくにベース音にこだわったようです。防水IP54。

価格は49英ポンド、日本円で約9,000円。カラバリは、ライトグレー・ダークグレー・オレンジ。オレンジはCMFのブランドカラーです。

充電アダプタは、名前の通り65Wの高速充電。USB Type-Cが2つとUSB Type-Aが1つ。色がダークグレーのみ。こちらは39英ポンド、日本円で約7,000円。

でも、日本発売は未定(涙)

Nothing Phoneは初代から日本でもリリースされましたが、サブブランドのCMFはまだ日本で展開なし。ゆえに製品販売もなし。

3プロダクトは、Nothingの拠点であるロンドンの店舗にて限定的に9月30日発売。その後、展開を広げていくとのことですが、日本にいつやってくるかは現時点ではわかりません。

Source: CMF, The Verge