Jabra新作ワイヤレスイヤホン。10mmドライバー「Elite 10」とタフな「Elite 8 Active」、どっちが好き?

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Jabra新作ワイヤレスイヤホン。10mmドライバー「Elite 10」とタフな「Elite 8 Active」、どっちが好き?
Photo: 武者良太

どっちも魅力的な存在です。

フィット感に優れるイヤホンで名高いJabraから、新世代のワイヤレスイヤホンが2機種登場しました。いずれも空間オーディオに対応したモデルですが、個性は大きく異なります。まずはハイエンドモデルの「Elite 10」からご紹介しましょう。

Jabra史上最高の性能の「Elite 10」

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Photo: 武者良太

音楽を聴くだけではなくオンラインミーティングも多いビジネスマン向けに開発されたのがElite 10です。音質もマイク性能も快適性もJabraイヤホンのなかでナンバーワン

まず音質面は、イヤホン用としては大きめで低音の再生力に優れる10mm径のドライバーが効いている様子。さらにDolby Atomosに対応し、Dolbyが開発したヘッドトラッキング機能も備えています

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Photo: 武者良太

頭を動かすと音場が変化しますが、そのステージの中央にいるのはユーザー。強烈な没入感でもって音にハマれます。また、従来よりも2倍の効果を発揮するJabraアドバンストノイズキャンセリングにより、不要な雑音を片っ端から聴こえなくしてくれるので、音楽の純度が高まる感じがします。

マイクは片側3つ、合計で6つを内蔵。クリアな声を捉えるべく、入力音声にもノイキャンが効きます。

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Photo: 武者良太

イヤーピースは内部にジェルが充填されており、つけ心地にすぐれたもの。これならずっとイヤホンをつけっぱなしでも疲れにくそうだ! イヤホン単体で最大6時間、充電ケースを使えば最大27時間というバッテリー性能もなかなかのもの。

イヤホン本体も充電ケースもタフな「Elite 8 Active」

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Photo: 武者良太

ガチなスポーツマンや、アウトドア大好きなユーザーに向けて開発されたのが「Elite 8 Active」です。

防塵防水性能ですが、イヤホン本体はIP68という最強レベル。水の中に落としても問題ありません。充電ケースもIP54の規格を満たしており、全方位からの水しぶきはガードしてくれます。タフさに秀でたモデルです。

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Photo: 武者良太

従来の1.6倍の効果を発揮するアクティブノイズキャンセリング機能もついています。バッテリー性能はノイキャンを使った状態で最大8時間。充電ケース使用時で最大32時間。こちらもタフな性能を裏付ける要素です。

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Photo: 武者良太

空間オーディオには対応するけど、ヘッドトラッキング機能はなし。ドライバーユニットの径も6mmサイズとなります。

屋内で使うなら「Elite 10」、外で使うなら「Elite 8 Active」

ノイキャンは強力。声もよく捉える。音もスムース。その上で、Elite 10は高音質かつDolby Atomos対応の映画やアニメを見る時に効果的なヘッドトラッキング機能を持っているし、サウンドにも厚みがある。Elite 8 Activeは突発的な雨や、汗をかきまくっても気にせず使い続けられる良さがある。

この2機種の機能性能の違いは絶妙なところ。どっちも良いものじゃないですか。

なおお値段はElite 10が3万9600円で、Elite 8 Activeが3万2780円です。この価格差も悩ましいところ。これは素直に、自宅やオフィスで使うならElite 10、屋外で使うならElite 8 Activeを選ぶといいかも。

Source: Jabra