ポケットサイズのXRオフィス。お仕事専念HMDの「Visor」

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  • author 武者良太
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ポケットサイズのXRオフィス。お仕事専念HMDの「Visor」

高解像度の上位モデルも出ますよ。

快適なVRオフィスをもたらしてくれるアプリ Immersedが作ったVR/MRヘッドセットの「Visor」の予約がスタートしました。気になるお値段は2.5Kモデルが499.99ドル(約7万4000円)、4Kモデルが749.99ドル(約11万2000円)。そして、これら標準モデルより半年前に出荷される4KモデルのFounder's Editionが999.99ドル(約14万9000円)です。

Vision Proのようなどっきり価格にはならないと思っていたけど、想像よりはるかに安い!

2.5K、4Kモデルの違いは"解像度"

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Image: Immersed

Immersed専用でオフィスワークをするためのVR/MRヘッドセットとなるVisor。標準モデルであるVisor 2.5KとVisor 4Kの違いを見てみましょう。

  • 表示パネル:片目あたり2.5Kもしくは4KマイクロOLED
  • ハンドトラッキング:共にあり
  • アイトラッキング:共にあり
  • カラーパススルー:共にあり
  • ハンドコントローラ:共になし
  • 動きの検出:共に6DoF
  • 対応OS:共にWindows、macOS、Linux
  • 視野角:共に100度
  • オーダーメイド要素:共にカスタムIPD

うん。違いは解像度だけ。文章やデータの入力が多いという方は2.5Kモデルでもいいかも。動画/画像/音声編集アプリのように、細かな文字が使われているアプリを使うならば、高解像な4Kモデルを選んだほうが幸せになれそうです。

本社訪問ツアー付きのFounder's Edition

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Image: Immersed

前述したようにFounder's Editionはいち早く入手できる特典つき。さらにImmersed本社への招待ツアー(旅費は自腹でしょう)や、月額4.99ドル(約740円)の有料版Immersedを無料で使い続けられるアカウント権限、ファウンダーズ専用VIPバーチャルスカイラウンジといった特典も得られます。

Quest 2やQuest Pro、Pico 4でもImmersedは使えるけど、"平均的なスマートフォンよりも25%軽い"というVisorです。いますぐPCのマルチディスプレイ環境を持ち歩きたいのであれば、スポーツサングラスくらいのサイズで、きっと100~200グラムの質量で収まっているFounder's Editionを狙ってもいいかも。

Source: Immersed