ゲームのコントローラー感覚。
ジャパンモビリティーショーのトヨタブースに、まるで東京ゲームショーのような一角を発見。ドライビングゲームの『グランツーリスモ7』がプレイできるようなんですよ。
実は次世代ハンドルのデモンストレーション
そこは、トヨタが開発している次世代ハンドルのデモンストレーションでした。
通常、ハンドルは左右のコントロールのためだけに存在しますが、こちらはアクセルとブレーキの操作も行なえます。
アクセルは右手親指部分にあるレバーを押し込みます。ブレーキは両手に配置。自転車のブレーキのような感じです。
足の操作がないのは快適かも
このハンドルを使って、『グランツーリスモ7』をプレイしてみたのですが、アクセルとブレーキを手元で操作するというのが結構斬新でした。ゲーム感覚ですね(まあゲームをプレイしてるんですが)。
右手親指でのアクセル操作は、アクセル全開状態を維持するのは簡単ですが、細かい速度調整をしようとすると、親指がちょっとピクピクしちゃいます。これは慣れるものなのかなぁ…。
ブレーキに関しては、自転車風なのですぐに慣れました。両手にブレーキがあるのですが、どちらを握ってもよさそうだったので、右手はアクセル、左手はブレーキというように役割分担して操作をしました。
足元のペダルがなく、両手だけで運転操作が完結する(シフト変更は別として)のは、意外と快適です。どうしてもゲームっぽさはぬぐえないんですが、このハンドルが一般的になったら、足でペダル操作するというのが億劫に感じるかもしれません。
このハンドル、トヨタのブースで参考展示されていたEVのレンジローバーに採用されていました。もしかしたら、トヨタがEV車を出したら、このハンドルになるのかな? ちょっと期待。
Source: ジャパンモビリティーショー