どんどんお手軽になっていく…!
近頃話題のAI技術といえば、やっぱり画像生成。ChatGPTでは月額プランユーザーであれば画像生成が楽しめますが、なんだかんだで画像生成のサービスを使ったことがない人も少なくないのでは?
そこで試してほしいのが、Microsoftが提供しているBing Image Creatorです。Microsoftのアカウントさえあれば無料で使える画像生成サービスなんですが、お手軽に使えて楽しいんですよ。
日本語にも対応、いろんなイラストを作ってくれます
使い方も簡単。こちらにアクセス&ログインして、あとはテキストボックスに作りたい画像の情報(プロンプト)を入力するだけ。
試しに「ギズモード、ロゴ、未来、ピクセルアート」と入力してみました。プロンプトは文章でもOKですが、箇条書きの方が情報を継ぎ足しやすいです。15秒ほど待っていると…。
それらしい画像が出力されました! カタカナで「ギズモード」と入力したためスペルがイマイチですが、未来っぽさやピクセルアートといった要素はしっかり満たしていますね。右上の男性二人はいったい誰なのか…。
今度は「アナログシンセサイザーを演奏する女の子、三つ編み、メガネ」でいってみましょう。ちなみにbingくんはセンシティブ判定にかなり厳しく、「女の子」だと生成してくれないときがあります。femaleを付ける、国籍を付ける、職業化するなどのアプローチだと通ることがある模様。
おお、それらしいイラストを生成してくれましたね。シンセのデザインに関してはは架空のそれですが、アナログシンセらしさはしっかり出てます。
このイラストはいささか実写すぎるので、ドット絵っぽくしてみましょう。ピクセルアートというワードを追加して再生成します。
お、これはギークみがあっていい感じなのでは? 生成系イラストは色の塗りに特徴が出るんですが、ドット絵化させればそこが軽減されるように思います。ピクセルアート画法、オススメです。
画像生成時は、テキストボックス右端にあるブーストを消費します。ブーストは毎日15まで回復し、ブーストが無い状態で画像生成をすると表示までに時間がかかることに。サーバーの混雑状況次第ですが、ブーストありで約15秒のところ、なしだと5分ほどかかりました。
画像生成の楽しさを知るいいきっかけになる
Microsoftアカウントを作るだけで画像生成を体験できる、Bing Image Creator。出てくるイラストもしっかりしてますし、画像生成サービスに触れてみたいというデビュー用途にはちょうどいいですね。画像生成は急成長してるジャンルですし、半年後にはまた違った使用感になってるかも。
Bing Image Creatorは今年9月、最新の画像生成AIであるDALL・3に対応しました。対応前は日本らしいアニメ調イラストは苦手とされていましたが、ようやくアニメ的なイラストの出力も安定してきた印象です。
というわけで、ぜひBing Image Creatorをお試しあれ。いいイラストが作れたらSNSのアイコンにしちゃうのもいいかもね。
Source: Bing Image Creator