新しいモデルも11月発売!
PlayStation 5の発売から3年が経とうとしていますが、やっとソニーがもう供給には問題なし!と品薄状態を克服したようです。
争奪戦だった発売当初
PlayStationのグローバルマーケティング担当Eric Lempel氏は、先週Barron's誌のインタビューで「供給は十分になりました、楽しみにしています」と述べています。
2020年に発売された当初、世界的なチップ不足により、PS5を手に入れたい人たちで争奪戦が起こりました。それに加え、数少ないPS5を転売ヤーたちがボットを使って買い占めたため、値段は高騰しまくり。
ここ2年は大混乱だったのですが、ソニーは2023年には不足が解消されると言っていて、それがやっと実現しそうっていう感じです。
Lempel氏は
コロナ禍の影響で、世界中で起こっている部品不足でみなさんも苦労したように、私たちの供給が追いつくのに時間がかかってしまいました。しかしこれからは当社のコンソールの歴史の中でも最も強力なシーズンのひとつになると期待しています。
と述べています。
それでも売れまくり
PS5専用でリリースされた「Marvel's Spider-Man 2」は発売初日だけで250万本を売り上げる驚異的な成功を収めています。そして品薄状態でありながらも、ソニーは今年初めまでにPS5を4000万台販売したと発表していてます。
スリムな新モデルも
さらにソニーは、PS5のスリムなモデルを11月10日にリリースする予定で、年末商戦に向けてしっかり準備しているようですね。その新モデルの情報をもとに、寸法を図って3DモデルにしてYouTubeに比較動画をアップしている人がいるのですが、本当にスリムになってます。
ちなみに価格は、「PS5(Ultra HD Blu-ray ディスクドライブ搭載版)」が6万6980円、「PS5 デジタル・エディション」が5万9980円となっています。Ultra HD Blu-rayディスクドライブは脱着可能で、単体(1万1980円)で購入してPS5本体に取り付けられます。
今年、ソニーはリーズナブルなVRヘッドセット「PSVR 2」を発表していますが、Lempel氏によるとVRは「今シーズンの主要な商品ではない」そう。ソニーは PSVR 2が今シーズン伸びることを期待していないようです。
VRはソニーにとって「イノベーション」ですが、「ゲームをプレイする唯一の方法には決してならない」とのことです。