丸目が可愛い実用的なEV。
例えばクロネコヤマトがEVで荷物を運ぶようになったり、近場の配達を自転車にしたりと、常日頃から街中を移動しまくる商用車は、排気ガスを抑えたいのが本音だと思います。
日本発の小型商用EV「パズル」
世界では電気自動車(EV)の開発が進んでいますが、日本のHW ELECTROも小型商用EV「PUZZLE」を手がけています。
荷台のボックスが90度の直角で荷物が積みやすいのが配達向き。ドアの内側など内装には付属品が自由に設置できるようピンボードになっており、大きなタッチディスプレイで各種の操作も行なえます。
災害時には人助け
災害時の利用も想定されており、屋根には太陽光パネルがあるので移動電源になり、緊急キットとバールのようなもの、Wi-Fiスポット機能も搭載。
救助を待つまでの間、周囲の人たちを助けることができますね。
パズルの由来
サステナビリティーと徹底的な合理化を追求し、外装パーツは複数箇所に使い回しができるようモジュール式になっています。
例えばフロントのライトの下と屋根の前方にあるパネル、左前ドアと右後ドア、ボディーの上下や左右が同じになっています。製造や交換時のコストが削減されますね。
スマホと連携しビッグデータも収集
専用アプリでナビや電池残量の確認、将来的にはネットを使った災害支援や配達サービスなどが可能になるとのこと。
また街中を走る同社の車から、車両や環境にまつわるデータを集めて解析し、新たなサービスの礎にします。
ニューヨークで披露
発売は2025年とまだ先ですが、先日はニューヨークでの発表会で市街地を走ってみせたり、国際市場への本格参入を目指しているとのこと。
愛嬌のある丸目に、親近感を抱く人たちも多く出てきそうですね。
Source: YouTube, HW ELECTRO (1, 2) via designboom, electrek, ヤマトホールディングス