11月頭に開催されたOpenAI初のデベロッパーカンファレンスDevDay。あのころは、まさかその後とんでもないドラマが待ち受けているなんて思ってませんでしたね…。
ドラマはさておき、DevDeayで発表された特定分野専門のChatGPTともいえる「GPT」。GPTストアから入手できるGPT。すでに多くの開発者が制作しており、続々と公開されています。
その中で使える(笑える)GPTをいくつかピックアップして、ランキング形式でまとめてみました。
10位:NOT Hotdog
画像にあるものが、ホットドッグかそうではないかを見分けるだけのGPT。
ドラマ『シリコンバレー』で登場したアプリをそのままGPT化。ドラマのファンだった人は思わず笑ってしまいますが、ドラマを知らない人からしたらネタGPTにもならないのですが…。
9位:The Secret of Monkey Island: Amsterdam
GPTに落とし込んだゲーム。少しずつプレイヤーも集まってきているようです。
架空の街アムステルダムを舞台にWilliam Van der Zeeという海賊キャラとしてプレイするゲーム。ゲームそのものよりも、大規模言語モデルを活用してこんなゲームができるんのだ!という学びがあります。
8位:Tattoo GPT
「こんなタトゥー入れたいな」をリアルなデザインでビジュアル化してくれるGPTです。上の画像は、自分が好きな動物、牛と出身大学がある州をコラボさせてデザインしてもらいました。アイデアをテキストから画像化してくれるので、絵心がなくても大丈夫。
7位:Plant Doctor
おうちの植物の元気がないなと思ったら、Plant Doctorの出番です。機能は名前そのまんま。植物の画像をアップロードすると、そこから直物の病気と対応策を出力してくれます。
6位:DALL-E
言わずと知れたOpenAIの画像生成AIです。上の画像は米Gizmodo編集部がお願いしてみたロボット天気予報士。今あるストック画像では見つからなさそうなお題だとかなり重宝します。
DALL-Eの画像生成サービス自体が目新しいわけではありませんが、GPT化したことでより手軽にアクセスしやすくなりました。
5位:Cosmic Dream
夢を可視化してくれるGPTです。昨日見た夢を絵にしてもらうもよし、未来の夢のためのビジョンボード作りに使うもよし。
4位:Ask Dr. Huberman
世界で最も人気のあるヘルス系ポッドキャスト『Huberman Lab』のGPT版。ポッドキャストの全エピソードでトレーニングされたヒューバーマン医師のGPT ver.に質問できます。
ちなみに、米Gizmodo編集部が「1日45分しかワークアウトできないけど筋肉つけたい。できる?」と質問したところ、45分で最も効率がいいという筋肉ビルド系ワークアウトをオススメしてくれました。ワークアウトのメニュー作りや食生活・睡眠のアドバイスをもらうのに良さそう。
3位:Elegant Logo Creator
ロゴ作りのGPT。上記の画像はブルックリンにあるテック系ブログメディアでオーダー。結構いいですよね。
2位:Sous Chef
冷蔵庫の中にある食材を画像でアップロードすると、それに基づいたレシピを返してくれるGPT。試しに冷蔵庫の中にあったひき肉と豆とほうれん草、さつまいもの画像をアップしたところ、DALL-Eで生成された出来上がりコンセプト画像とともにレシピ出力してくれました。
ヘンテコ食材でも試してみましたが、自分では思いつかないけどちゃんと作ってみようかなと思えるレベルのレシピが返ってきました。非常に実用的という印象です。
献立考えるって地味にストレスですもんね。
1位:Designer GPT
プロンプト入力でウェブサイトが作れるGPT。で、作ってみたのがGizmodoベーカリーのウェブです。
米Gizmodo編集部が入力したプロンプトは3つ。「パン屋さんのWebページをデザインして」「Gizmodoベーカリーって名前にして、青でまとめて」「ロボット向けのパン屋さんって設定で」
正直、出来上がりには感心しました。ウェブサイト作りの知識がない人でもできます。いや、知識がない人だからこそ役に立ちます。