ただの試聴デバイスを超えた存在へ。
2023年も様々なワイヤレスイヤホンが登場しましたね。耳をふさがない「ながら聞き」スタイルが盛り上がるなど、まだまだ新しい体験が潜んでいそうなジャンルだなぁ。
個人的にも色んなワイヤレスイヤホンの記事を執筆してきましたが、特に思い出深かった3記事を紹介しようと思います。2023年を振り返る気持ちでいってみましょ。
透明イヤホンの民主化
2023年3月に、Nothing社の透明ワイヤレスイヤホン「Nothing Ear (2)」が登場しました。2世代目になったことで、デザインだけでなく音質やノイキャンといったスペックでも選べるモデルに進化したのが大きな特徴。
僕自身も、2023年でもっともよく使ったイヤホンがコレでした。とにかく使いやすい。サイズ感、音質、ノイキャンなどなど、トータルのバランスが良いのでついつい選んじゃう。
今では透明ワイヤレスのフォロワーも増えてきましたし、新しい常識をもたらしたモデルだと思います。さらに進化した3代目の登場、楽しみにしておりますよ。
ディスプレイって発想はなかった
新しさという意味では、ケースにディスプレイを搭載しちゃった「JBL TOUR PRO 2」も印象的でしたね。変わり種かと思いきや音質もノイキャンも高水準で、JBLのアイディア力と企業力が詰まったモデルでした。
ケースのディスプレイ経由でノイキャンやEQ(イコライザー)の設定ができたりと、コンパニオンアプリいらずな操作性も合理的。もしもっと大画面なディスプレイになって、好きな画像を表示できるようになったら…こいつは可能性感じますぜ。
ミドルレンジ、侮りがたし
最後はフィット感に定評があるJabraから。ミドルレンジモデルの「Elite 5」をレビューしたんですけど、装着感が軽やかすぎてめちゃビビりました。もはや着けっぱなしで一日過ごせてしまうほど。
上位モデルに「Elite 7 Pro」と「Elite 10」がありますが、このフィット感と音質ならミドルモデルでも大満足ですね。お値段もフラッグシップ系に比べてかなり手頃ですし、Amazonのタイムセールを狙ってみるのもオススメ。実際、色んな人にオススメしまくってます。
Photo: ヤマダユウス型