赤カビの心配なしで使えるアロマディフューザー、ようやく見つけました。
無印良品から1月に新発売されたこの「水を使わないアロマディフューザー」は、エッセンシャルオイルのボトルごと本体に入れるシンプルな構造。その名のとおり水を使わないこれで、手軽にアロマを焚けるようになりました。
エッセンシャルオイルが空気圧で噴霧される
この「水を使わないアロマディフューザー」は、エッセンシャルオイルを空気圧で噴霧する仕組み。エッセンシャルオイルを一度セットしさえすれば、電源を入れるだけで使えます。
これまでに、加湿器のようなミスト式や、熱で揮発させるアロマオイルウォーマーを使ってきたのですが、使うたびに水を入れる必要があり、こまめな掃除が必要でした。掃除が面倒で使わなくなってしまうのがいつものパターンで…。
そこで見つけたこれは、毎回注水したり拭き取ったりする必要がなく、とても気軽にアロマを楽しめるのです。
エッセンシャルオイルのボトルごと本体にセットする
開封後のエッセンシャルオイルのセッティングはとても簡単。
まずは、上のカバーを指で傾けて取り外します。
そして、エッセンシャルオイルのキャップを付属のオープナーで外したら、ノズルキャップをこちらに取り付けます。あとは、ノズルキャップとカバーを元に戻すだけでOKです。ここまで3分もしないで完了。あとは、付属のUSB TypeCを本体に繋ぐだけで使えます。
気をつけなければいけないのは、無印良品の「エッセンシャルオイル 10ml」以外は使えない点…。個人的には、無印良品でお気に入りの香りがいくつもあるので、しばらくは香りに飽きずに使い続けられそうです。
部屋中に柔らかく香りが広がる
このアロマディフューザーは、噴霧→休憩を繰り返しながら稼働します。
運転モードは強と弱の2段階。強モードは15秒間噴霧してから2分45秒間停止、弱モードは8秒間噴霧してから2分52秒間停止を繰り返しながら、部屋中に香りを届けてくれます。無印良品によると、1日2時間使用した場合、エッセンシャルオイル1本(10ml)の使用量目安は強モードで約25日間、弱モードで約50日間(使用環境や香りの種類によって消費量は異なる)。
このアロマディフューザーを購入してから10日間、毎日1〜2時間「おやすみブレンド」を焚いていますが、予想以上に消費がゆっくり。もしかすると、自分でオイルを垂らして使うアロマディフューザーよりも、こちらの方が無駄なく必要な分だけ使えているのかも。
そして、寝る前にアロマディフューザーをよく使う私としては、「オフタイマー機能」がとても助かっています。運転中に本体底面のタイマーボタンを押すと、2時間でアロマディフューザー機能がオフに。
アロマで癒されながら寝落ちできるのが至福なんです。
照明機能も優秀
実は、このアロマディフューザーは間接照明としても優秀。こんなふうに明るさを調整できるのです。
アロマディフューザーの電源ボタンの上にある「ライトボタン」を1度押すと最大の明るさに。ふわっと柔らかい暖色ライトなので、このまま寝室で使っても眩しくありません。さらに、2回押すと無段階に調光もできたりと、照明としての機能もバッチリ。アロマディフューザーのオンオフに関係なく、照明単体としての稼働もできますよ。
水を使わないから手入れが簡単で毎日使い続けやすい、無印良品の「水を使わないアロマディフューザー」。優秀な照明機能も相まって、眠る前のリラックスタイムの充実度が一気に上がりました。
Text, Photo: mio