Ankerのロボット掃除機、モップ洗浄・乾燥までして実質7.5万はおかしい

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  • author 小暮ひさのり
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Ankerのロボット掃除機、モップ洗浄・乾燥までして実質7.5万はおかしい
Photo: 小暮ひさのり

おかしい(褒めてる)ヤツがやってきました。

この春から始まる新生活。中には「面倒な床掃除はロボット掃除機に任せようかな…」と検討している人も多いと思います。

そんな方々に、魅力的な選択肢が撃ち込まれました。Ankerロボット掃除機の最上位モデルとなる「Eufy X10 Pro Omni」です。まず、最初に言っておきますが…

水拭きもモップ洗いもゴミ収集も任せられるロボット掃除機で、この値段はどう考えてもおかしいです。新生活で時間を大事にしたい人は、在庫があるうちに自分に必要か否かを一瞬で判断しましょう。

僕は、Ankerがロボット掃除機市場をぶっ壊しに来たのか? とハラハラしちゃったよ…。



高い清掃力と、カーペットを濡らさない工夫

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Photo: 小暮ひさのり

まず、清掃力。これはおそらくAnker史上最強です。

スペック値で8000pa(パスカル)という歴代最強の吸引力を誇り、さらには水拭きへも対応。その拭き方も、ただモップを押し当てるだけじゃなくて、2個の回転モップで加圧しながら拭き上げてくれるんです。

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Photo: 小暮ひさのり

おしりをふりふり、動き方にも工夫あり。

壁際にもモップやブラシを当てる「エッジモード」が追加され、まるでダンスを踊るような動きで、壁までしっかりとアプローチしていました。

また、カーペットを検知するとモップを持ち上げて吸引掃除に切り替えるといった、自動リフトアップ機能もあります。

デモでは、カーペットとフロアの境目はちょっとモップが乗っちゃう御愛嬌もありましたけど、水拭きさせたくない場所と、水拭きしてほしい場所が混在するフロアでも、1度の掃除でフォローできるのはタイパ的に優秀かと!


全部まかせられる強力なセルフクリーニング力が時間を生み出す

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Photo: 小暮ひさのり

掃除だけでなく、お手入れまで任せられるのがこのロボットのいいところ。

たとえば、底部のブラシガードにはギザギザの歯があります。こちらは「毛絡み除去システム」、掃除後にブラシを前後に回転させることで、からみついた毛を取り除いてくれるんです。

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Photo: 小暮ひさのり

クリーニングステーションは更に多機能。

充電の他に、自動ゴミ回収やモップ洗浄機能が備わっている「全部入り」の多機能ステーションなんですけど、同様の機能を備えた他社モデルよりコンパクトに収まっている印象がありました。

僕の感覚としては、リビングに置いてもギリ邪魔に感じないサイズ感です。

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Photo: 小暮ひさのり

ロボットが集めたゴミを自動回収してくれるので、毎回のゴミ捨てが不要。さらに水拭きする場合は、モップへと自動で給水、お掃除後にはモップを自動で洗って、温風乾燥までやってくれちゃうんです(2時間乾燥の場合で0.2Kwh以下)。

つまり、人間がやることは、水の面倒を見る(清水の補充と汚水を捨てる)だけになります。

こうして、ロボットが一生懸命に掃除+水拭きで、床をピカピカにしている後ろで、僕らは気持ちよくお茶したり仕事したり、時間を自由に使えるわけです。最高か?


10万円切りの野心的価格+初回セールで25%OFF

衝撃的だったのが、この最高に人間が楽できそうなロボット掃除機を、Ankerは9万9990円で売るというのです…。

他社の同クラスのロボット掃除機が15万です!とか18万です!とか言ってる中で、10万切って出すとかAnker野心的すぎませんか…。

で! さらに信じられんのですが、販売記念セールとして初回300台限定の25%OFF(Amazonでは25%ポイント還元)とか頭おかしい(褒めてます)。

この全部入りロボット掃除機が実質7.5万円でお家に来ちゃうとかヤバさしかありません。勝負にならないよこんなの出されたら…。

というわけで、新生活の人は…いや、もう新生活とか関係なしに掃除で楽したいと願うなら、在庫が有るうちに急ぎましょう。

Source: Anker, Amazon