これはGR3/GR3xを持っていたとしても、もひとつ欲しくなってしまうヤツです。
高級コンデジ界隈にまたショックウェーブ到来です。リコーイメージングのGR3/GR3xの姿形は99％そのままに、新しいバリエーションモデルの｢GR III HDF｣｢GR IIIx HDF｣が発表されました。
大きな変更点はたった1つ。明るい場所でもスローシャッターで躍動感を残せる内蔵NDフィルターの代わりに、HDFフィルターを搭載しました。どんな効果をもたらすものか見てみましょう。
きりりっとエッジの切れ味が際立っているGRシリーズらしい描写から、HDFフィルターをONにすると世界が柔らかく馴染むというかトロミがつくというか、光がふんわりしてきてあらキレイ。夢のなかへ、夢のなかへと入り込んだフレア写真が撮れます。
PhotoShopなどを使えば似たような効果は出せます。でもPCやスマホに画像を転送してからフィルターワークをするのではなく、今の気分はふにゃにゃかだな時にボタン1発でやわらか写真にできる素敵カメラも欲しいじゃないか！ なあ！
なお外装上の違いはボタン横の文字のほかは、シャッターボタンの色がシルバーになったくらい。間違い探しかな？
価格はストリートスナップシューターのGR III HDFが14万6600円。被写体に一歩寄ってポートレートも気持ちいいGR III HDFが15万2600円です。なお予約開始後注文が殺到したようで、リコーの公式ECサイトでは受注停止という状態に。そしてメルカリ等では30万円越えの転売をしでかす輩が登場。
富士フイルムのX100VIと同じく、当分ハイエンドコンデジ大好き派の間で話題がフット―しそうです。
Source: リコーイメージング
