iPhoneに生成AIが載る可能性がまたひとつ。
毎年アップデートを重ねるiPhoneのiOS。そのiOS18では生成AI強化が目玉アップデートとなるといったウワサもあるのですが、その可能性をさらに色濃くする情報が入ってきました。
MacRumorsによれば、Apple(アップル)は昨年12月にオンデバイス(端末上)でのAI処理を得意とする、フランスのスタートアップ企業Datakalabを買収していたようです。
AppleがDatakalabを買収する理由とは?
しかし、なぜスタートアップを買収する必要があったのか? というと、AppleはSiriを生成AIで強化する案があり、おそらくiPhone上で処理させようと計画しています。
しかしここでハードル。生成AIってもんのすごく演算パワーが必要です!!!
おなじみChatGPTも、クラウドの先にあるマシンで生成してから「思考の結果」を受け取っています。これらをiPhoneで動かそうと思ったら…いや、どう考えても動かんのです…。
でも、データのセキュリティ性や権利問題などから、クラウドを使うのはまぁまぁリスキー。顧客プライバシーを重視するAppleならそこは慎重になりたいところ。
そこで、クラウドに依存しない、データ圧縮と画像解析学習アルゴリズムが得意なDatakalab社の技術が欲しかった。といったシナリオが予想できますねー。
ちなみに、AppleはGoogle(グーグル)の生成AIGeminiとの連携も視野に入れているようなので、実際は発表されるまでどーなるかわかりませんね、このAI事情。
Source: MacRumors