『ソーシャル・ネットワーク』や『スティーブ・ジョブズ』のように、時に映像化されるドラマチックなテック業界。実在の人物、それも場合によっては現役企業トップのテック有名人役は、役者がどれだけ似ているかも注目されます。
フィクション以上にネタに事欠かないイーロン・マスク氏は、いつ映画化されてもおかしくないキャラ。もし、映画化されたらマスク氏役は誰がいいと思いますか？
今、マスク役がぴったりだと熱視線が注がれているのは…俳優のケヴィン・デュランドさん！
そっくりだと話題
『猿の惑星/キングダム』の公開が来月に控えるデュランド氏。今年はすでに吸血鬼系ホラー映画『アビゲイル』がアメリカで公開（日本公開未定）。その予告編を見た多くの人から、デュランドがイーロン・マスク氏にそっくりだという声が挙がっています。
予告編動画の0:30ごろに登場するのがマスク氏そっくりのデュランド。に、似ている！
デュランド｢よく間違われます｣
『アビゲイル』の役がマスク氏に似ているのかと思いきや、実はふだんからちょいちょい間違われるというデュランド。
｢ラッキーなことに、僕はすでにサイバートラックを入手しているんですよ。5年前に予約していたので。最近乗っていると今で以上に言われますよ『あ、イーロンだ！』って｣
また、『アビゲイル』の撮影でヨーロッパ滞在中、キャストやスタッフで飲みに行ったバーの横のハーバーには、2億ドル（約310億円）ほどのラグジュアリーヨットが停泊中だったそう。バーに居合わせた人たちはみんな、デュランド＝マスク氏で、豪華なヨットは彼の所有物だと思い込んでいたそう。中には、デュランド氏に｢大ファンだ！｣と話しかけてきたTeslaのキャップを被った男性もいたそうで、見た瞬間に自分ではなくマスク氏のファンだとわかったとのこと。
伝記映画でマスク役ある？
伝記作家ウォルター・アイザックション氏による『イーロン・マスク』は、映画制作・配給企業のA24が映画化を予定していると言われています。監督にダーレン・アロノフスキー氏を迎え、すでに制作が始まっているとかなんとか。
マスクそっくりと言われるデュランドは、マスク役もやる気十分。io9のインタビューにてこう語っています。
｢映画のオファーがあったかどうか？ 道を歩いていると、よくイーロンに間違われることはありますよ。僕の大好きな監督の1人であるダーレン・アロノフスキー氏にアピールはしたいですね。準備万端です。イーロンは僕の兄弟かってくらい似てます。うちの両親も（イーロンを見て）『生き別れの兄弟なんじゃない？』なんて言っていたくらいですから。ぜひ、やってみたいですね｣
