0.1mm削るのにどれだけ苦心したことか?
2022年のこと、高級アクセサリーのブランドBVLGARI(ブルガリ)が、薄さ1.80mmで世界最薄の機械式腕時計「Octo Finissimo Ultra」を発表。
薄さと共に、限定10本で44万ドル(当時約5,326万円)というセレブ価格にも世界が驚きました。
しかしブルガリの挑戦はまだまだ続きます。
ちょっぴり薄くなって記録更新
新作「Octo Finissimo Ultra COSC」は、1.70mmの薄さで記録を更新しました。
「オクト フィニッシモ ウルトラ COSC」は、スイスの公式COSC(The Contrôle Officiel Suisse des Chronomètre)より認定されたため、名前に「COSC」が入ったクロノメーター(高精度な機械式時計)です。
極薄機構が収まったケースは、サンドブラスト加工を施したチタニウム製。薄さを追求するため保護ガラスと共に見直され、薄さ1.50mmのブレスレットと一体化しています。
ボックスで自動巻き上げ
リューズがない代わりに、薄い歯車を回して巻き上げを行います。
ですが、デジタル表示を持つボックスを使って希望の時間をプログラムし、時計を置いてボタンを押すと設定と巻き上げが自動で行われるのだそうです。
今回もセレブ価格
前作は10本限定でしたが、本作は世界限定20本限定で8,428万円!!
前よりもっと優しく繊細に扱わないと、パキって折ってしまいそうですよね(前回も同じこと言ってるけど)。
Source: YouTube, Instagram, BVLGARI via HYPEBEAST
Reference: Wikipedia