オーディオ機器やゲーム機などの印象が強いかもしれませんが、実は身に着ける冷房器具も作っているSONY（ソニー）。
これまで何度か取りあげてきたウェアラブルサーモデバイス｢REON POCKET｣が、いつの間にか第5世代にアップグレードしました。
より長く涼しく
｢REON POCKET 5｣は、首の後ろにかけて肌を冷やしたり温めたりできるデバイスで、4代目と比べて駆動時間が最大約1.8倍向上。COOLレベル4なら約7.5時間使えます。
また吸熱性能が最大約1.5倍も向上し、動作音は最大約1/5に減らすことに成功。温度調節にかかる時間も、最大約1/3に短縮されたとのことです。
内部構造の見直し
アップグレードの秘密は、新設計かつ大型化したサーモモジュールと、新構造の放熱ファン。冷却効率と放熱風量が向上し、これまで4段階だったCOOLレベルに5段階目が追加されることになりました。
もしレベル5だと、連続使用は約4時間。1は約17時間、2は12時間、3だと10時間となっています。
首から熱を逃がす付属のエアフロ―パーツが2種類あり、襟のないTシャツや襟付きのYシャツに合わせて交換できるのも細かい配慮です。
センサーと一緒だと冬も使える
購入は、冷と温の切り替えに使う温湿度センサー｢REON POCKET TAG｣込みのキットと、センサーなしの単体から選べます。せっかくなので、冬にも活用しないともったいないと思います。
これから来るであろう猛暑に、1日中着けっぱなしにできる冷却デバイスはありがたいですよね。
